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レギュレータ タンクからの空気によってレギュレータが汚染されることがあります。

タンクから来る空気が清浄であり、レギュレータの正しい取扱いとメンテナンスをしていれば、レギュレータが空気の汚染源となることはまずありません。

レギュレータ機種ごとの取扱いとメンテナンスに関しては、メーカーの取扱説明書に従って下さい。

しかし、取扱いを誤ったり、メンテナンスを怠ったりすると、レギュレータ自身が空気の汚染源となる事があります。

ここではレギュレータが空気汚染源とならないための方法に限定して、その取扱いとメンテナンスを紹介します。


1.レギュレータによって空気が汚染される原因    (空気に異臭が付く事も含みます。)

1.1. 不適切なグリスの使用

グリスの中には臭気を発する種類もあります。メンテナンスに使用するグリスは、必ずメーカー指定のものを使用して下さい。

1.2. 内部に発生したカビなどの異物

レギュレータ内部が湿った状態で時間が経過すると、内部にカビなどが発生することがあり、このカビから臭気が発生することがあります。
レギュレータ使用後は、清水で洗浄した後、セカンドステージ内部の水を完全に排出し、風通しの良い日陰で乾燥させて下さい。

ファーストステージフィルター部から海水が浸入した場合は、残圧計をHPホースごとファーストステージから外した後、タンクにつないで空気を多量に通し、直ちにメーカーに点検を依頼して下さい。

ファーストステージから入った海水や水は内部に滞り、なかなか出にくいのです。

1.3. ホースが原因となる場合

まれに、レギュレータのロープレッシャー(LP)ホースから臭いが発生することがあります。ホース内部にカビが発生している場合や、ホース自体から臭いを発している場合もあります。この場合は、ホース交換が必要です。


2.注 意

2.1. メーカーの取扱説明書の内容を遵守する。

取扱い説明書に記載されている項目をよく読み、説明書の記載に従ってご使用下さい。


2.2. 定期点検、オーバーホールを受ける

必ず、メーカーまたは指定業者による定期点検、オーバーホールを受けて下さい。定期点検の時期は、メーカーの規定に従って下さい。

以上

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