ダイビング高圧ガス安全協会
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アルミタンク点検ガイド タンク外面、内面の目視検査の手引きとして当協会販売心のアルミタンク点検ガイドDVDが役立ちます。
購入ご希望の方は「販売品」のページをご参照下さい。

手順 1 「刻印の確認」
 「容器所有者登録記号番号」「容器製造者」「検査申請者」「容器記号番号」「容器製造年月日」「最新の容器再検査年月」を確認し、検査台帳へ記入する。

【注意】 容器検査所登録を行っている事業者は、検査台帳は「法定検査」用のものと「自主検査」用のものと別にすること

手順 2 「タンク本体及びバルブへの熱影響の確認」
 付着物を除去する前に、タンク及び附属品(タンクバルブ)が過度に熱せられたことにより、タンクにあっては塗装の焦げ、溶融、電弧傷、溶接炎、火災等、附属品にあってはバルブの本体又は部品の溶融、電弧傷、溶接炎、火災等がないものであることを確認し、当該熱影響が確認された揚合には当該タンク及び当該附属品は不合格とする。

手順 3 「附属品(バルブ、ブーツ等)の取り外し」
 残圧がないことを確認した後、タンクを固定台に取り付け、バルブに適合するレンチを用いてタンクバルブを取り外す。(モンキーレンチ使用の場合は、遊びがないようにサイズを調整し、正しい向きで使用する)
 ソフトハンマー等を用いてタンクブーツの取り外しを行う。ブーツの取り外しに金属製の工具等は用いないこと。(タンクを傷つけるおそれがあるため)

手順 4 「付着物の除去」
 タンク(ねじ部を除く。)は、内外面のさび、その他の付着物を除去して表面の状態がよく観察できるようにする。この場合において、除去できない異物があるときは不合格とする。

 タンクねじ部は、スチールタンクにあっては毛ブラシ、歯ブラシ、金属製ブラシ等によりさび等の付着物を除去し、アルミニウム合金製タンクにあっては温水を使用してねじ部を毛ブラシ、歯ブラシ等によりさび等の付着物を除去してねじの状態がよく観察できるようにする。アルミニウム合金製タンクの場合は金属製ブラシを用いてはならない。ねじ部に付着しているグリスは、糸くずなどが出ないウエス等できれいに拭き取る。
内部に水分、油分がある場合は、これらも完全に除去する。
(ねじ部清掃時に水分が容器内部に入った場合には、その後、内部洗浄、内部乾燥が必要となる。水分、油分を除去したあとも同様)

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